アラ還のアラ還によるアラ還のための体験記です\(^o^)/
この記事では2024年5月に私が受験したFP3級の体験記を載せています。
私が受験したのはいわゆるCBT試験です。
パソコンを使って回答していく試験方法です。
これから受験しようと思っている方の参考になれば幸いです。
2024年4月より、3級FP技能検定は学科試験及び実技試験とも、全国で随時受検ができるCBT試験へ完全移行いたしました。これに伴い、ペーパー試験は廃止しております。
まずは手続き
ここにアクセスするとトップにわかりやすく出ています。
「3級FP技能検定 申請・照会・変更」と。
ですので、あとは指示通りにクリックと入力をすればいいだけです。
アマゾンや楽天に登録したことのある人ならば迷わずに申請できると思います。
注意
日本FP協会が実施するFP技能検定のページです。実技試験は「資産設計提案業務」となります。もう一つの試験実施団体「一般社団法人金融財政事情研究会」が実施する試験の受検申請はできません。
アラ還ピーンチ! 試験は夕方のみ
手続きを始めて早速驚きの事実が
「学科と実技を同日に受けることはできない」
のです。
他のところはどうなっているかわかりませんが、私の最寄りの試験場は同日に学科と実技を受ける日程は見つかりませんでした。
しかも試験開始時刻は午後4時過ぎだったのです。
ここでアラ還の私はちょっと心配になりました。
アラ還のみなさんならわかっていただけると思うのですが、アラ還は午後3時のおやつ以降は
「使い物になりません」(泣)
体力が切れてしまうのです。特に「頭脳」労働はダメです。
極端に能力が低下します。
なんなら試験会場で寝てしまうかもしれません。
こうなったらアラ還の秘密兵器を出すしかありません。
「午後は有給」です。 (*^^*)
アラ還になると有給をとりやすくなります。しかも平社員ですから職場で何かあっても私に重要な判断を仰がれるようなことはありません。
昼ご飯を食べたら有給をもらい、一旦昼寝。
体力を回復して試験に備えました。
起きたら少し復習して試験会場へ。
私が受験した場所はちょっとしたパコン教室でした。
工場の裏手の方で始めて行く人にはとてもわかりにくいところでした。
しかし駐車場が広かったためそこは助かりました。
FP3級受験者ってもしかしたら私一人?
受付
16時15分から受け付けが始まります、とのことだったので早めに行って準備をしようと思っていました。
ところが、受け付けをしたらすぐに会場に入っていいとのこと。
周りを見渡しましたが、私と同じ時間に来ている人はいません。
まるっきり私一人なのです。
パソコンによる完全個別試験なのでどうやらバラバラに初めていいようです。
もちろん定められている時間まで入る必要はあると思いますが。
アラ還にとっての試験とは
・教室に入る
・全員揃う(イメージとしては最低20人くらい(^^))
・試験官の人が諸注意をする
・試験問題が渡される
・「はじめ!」と言われる
という感じだったのですが、思いっきり拍子抜けしました。
荷物はロッカーへ 貸出は
とにかく受付で自分が受験する試験は「FP3級であること」を明記し
氏名などを確認され、マイナンバーカードなどで証明したら、荷物をロッカーへ預けます。
当然ですが、ケータイや時計は持ち込めません。
筆記用具も会場で貸し出されます。
私の会場では
・水性ボールペン一本
・計算用メモ用紙1枚
でした。
筆記用具と受験に関する注意の用紙、試験で使用するメモ用紙を持って「その用紙を読むための場所」へ移動です。
パソコンの簡単な使い方、練習問題の解き方、試験終了の方法、そういったものを熟読して大丈夫となったら、
「では試験お願いします」
と自己申告。
やっとここで受験会場に通されました。
ここまでまるっきり私一人でした。これには少しびっくりです。
いよいよパソコンへ
私はアラ還ですが、比較的パソコンに触れている回数は多いので、だいたいやり方は分かりました。
パスコードなどを入力すると、FP3級の試験であることが明示されます。
まちがいない、はい、とクリックすると練習問題が始まりました。
練習問題は1問だけだった、いや2、3問あったかな? と思います。
ここでアラ還、早速挙手して質問
進め方がわからなくなったのです
理由は「試験を終了します」しか押せなくなったから、です。
注意書きに
「「試験を終了します」を押したら、間違って押した場合でも強制終了」とあったのです。
聞くと、練習問題を終了だからそれは押して進んでください、とのこと。
「ありがとうございます。」というと、「後は質問を受け付けられません」とのこと。
とにかく試験は開始されました。
後でわかったことですが「他の試験の受験者もいる」ようでした。
駐車場に「漢検」と書いてあったので、少なくても漢検の人はいるようです。
計算機を立ち上げると問題文章に被る!
学科試験でも計算機は必要です。
ところが計算機を立ち上げると、問題文の一部が隠れてしまいます。
さほど支障はなかったのでそのままにしましたが、ちょっと改善してほしいところですね。
私が試験を開始してしばらくすると4人の人が後から入ってきて試験を受けていました。
年齢はやっぱり私より若い人ばかりですが、どういった職業の人かはわかりません。
中には
「会社から受けろと言われたからしょうがなく来たけど、やってらんねーぜ。」
という勢いであっという間に帰る人もいました。
結果はすぐ判明
そして試験終了
3問くらいの問題がわかりませんでした。
印象に残っているのが相続の問題。
ちょっとした引掛けだったのですが
「午前中だったら正解できたかも」
という問題。
アラ還の切なさです。
「試験を終了する」ボタンをクリックするとすぐに点数が出てきました。
書類を持って受付のところに引き返すと、結果をプリントアウトしてくれました。
いやー、嬉しかったですね。
長年忘れていたこの感覚。
「合格」
ちょっとした達成感があります。
その日は一人お祝い
「家族にFP3級合格!」
と言いましたが、わかってくれる人はだれもおらず・・・。
久しぶりの生ジョッキと、カラムーチョで乾杯しました。
1週間後に実技試験を受けて、これも合格。
合格証が7月はじめに郵送されてきました。
さすが国家検定、なかなか立派な合格証です。
アラ還の皆さん FP3級取りましょう!
家計改善はアラ還でも遅くありません。
特に年金のことなどは目前に迫っていますので、勉強にも身が入りますよ。
今更難しい勉強なんて、、、という人はこちらを見てください。
アラ還よ、大志をいだけ!!