今回の「作品」は下記の指導案です。

これは特別支援学校 窯業班 の販売会の導入の指導案です。
この指導案は「基本的に」昨年と同じです。
ですから

「昨年のものを参考にして今年度版をつくる」というChatGPTが得意なことをやらせてみました。
手順は次の通りです。
ChatGPTを開いて指導案をアップロード




上記の「+」ボタンを押して「昨年度の指導案」をアップロードします。
ChatGPTはWordに対応していますので、Wordファイルでokです。
ちなみに「指導案の書式」だけを参考にしてくれればいいので、まとめの指導案をアップしました。



ChatGPTは理解してちゃんと動いてくれます。
アップしたのは下記です。


そして次のように入力します



下記の四角形の中全部を入れました。
あなたは特別支援学校の教員です。
アップロードされた指導案と同様の形式で指導案を作ってください
今回の内容は次の物です
本時のタイトル
・◯◯を成功させよう 窯業班
期日2025.△△
場所:会議室
1.あいさつ
2.スライドを使って全体の説明
3.全体目標を決める
・心を込めていっぱい作る
・お客さんの笑顔が見られるように頑張る
4.実行委員の選出1名
5.目標発表委員の選出2名
6.売り上げ目標の設定
・6万円くらいか
7.個人目標の設定
・製品づくり
・バザー当日
8.時間があれば個人目標の発表
9.終わりの挨拶
それぞれについて準備物の欄に
担当( )
というテキストを入れてください
また、準備物がわかればそれを
テレビ:担当( )と入れてください
すると、



以下は、アップロードされた指導案の形式に倣って作成した、「よねよう市を成功させよう 窯業班」の略案です。
「◯◯を成功させよう 窯業班」 略案
日時:令和 年△月△日(水)
場所:会議室
1.期待する姿
・バザーの開催に向けての見通しをもち、自分の目標を立てることができる。
・全体の目標に向けて意欲的に取り組もうとする姿勢をもつ。
2.展開
時間 | 活動内容 | 留意点 | 準備物 |
---|---|---|---|
13:25 | ○会議室に集合する・あいさつ | ・実行委員に挨拶を依頼する | 担当( ) |
13:30 | ○スライドを使って全体の説明 | ・見通しを持たせる・映像は短くわかりやすく | テレビ:担当( )スライド資料:担当( ) |
13:40 | ○全体目標を決める・「心を込めていっぱい作る」・「お客さんの笑顔が見られるように頑張る」 | ・生徒の意見を引き出せるよう支援する | ホワイトボード:担当( )マーカー:担当( ) |
13:50 | ○実行委員の選出(1名) | ・立候補または話し合いで決定 | 名札:担当( ) |
13:55 | ○目標発表委員の選出(2名) | ・はきはきと話せる生徒を中心に支援する | 原稿用紙:担当( ) |
14:00 | ○売り上げ目標の設定・「6万円くらいか」 | ・根拠や理由を話し合えるように促す | ホワイトボード:担当( )マーカー:担当( ) |
14:10 | ○個人目標の設定・製品づくり・バザー当日 | ・わかりやすい例を提示する | 目標記入用紙:担当( )筆記用具:担当( ) |
14:20 | ○(時間があれば)個人目標の発表 | ・希望者優先、無理なく | マイク:担当( ) |
14:30 | ○終わりの挨拶 | ・副班長または実行委員に依頼 | 担当( ) |
備考
・生徒の実態に応じて、必要に応じた支援をお願いします。
・時間が前後する可能性があります。柔軟に対応してください。
必要に応じてWord形式での出力も可能です。ご希望があればお知らせください。
ということで一気にできました。
昨年の指導案を見ながら考えるところは


もちろん「今年の分」は自分で考えなければなりません。下記の部分ですね。



昨年の指導案には同じようなものが同じような順番で書いてありますから、それを見ながら書けば10分かからずにこのテキストはできます。
ルーティンの指導案はこれで十分


工夫をこらした指導案、自分のオリジナルな支援をいかしたい、などこだわりがある場合は手作業で行うほうがいいと思います。
しかし、今回のように「導入」のようないわば「ルーティン」のような指導案はChatGPTだけで十分ですね。



特別支援学校はこのようなルーティンの略案は大量に作りますから、この方法を覚えると一気に業務削減になると思います。
まとめ
- 「導入」「まとめ」のようないわば「ルーティン」のような指導案はChatGPTだけで十分
コメント