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NotebookLMその6 使い方例4 「ソースにGoogleドキュメント」

前回まででNotebookLMの使い方とその「挙動」は大体わかりましたね。

弟子

NotebookLMはGoogleが提供しているサービスだから、Googleドキュメントのはなしもしなきゃ、ですね。

そのとおりです。そこで今回は「Googleドキュメント」です。

この記事を読んでわかること

NotebookLMにGoogleドキュメントをアップロードしたあと、元データであるGoogleドキュメントの内容を変更したらどうなるのか、がわかります。

目次

ソース

「NotebookLM原稿用のテスト」というGoogleドキュメントを指定してアップロードしました。

内容は次のとおりです。

仙台では牛タンが有名
仙台ではずんだが有名
仙台では教育に力を入れている

指示・質問

「仙台の特徴を教えて」と質問してみました。

回答は

仙台では、牛タンずんだが有名です。また、学力向上にも力を入れているようです。

と来ます。

いち関係者の私

当然の結果ですね。

NotebookLMの挙動確認4 ドキュメント「NotebookLM原稿用のテスト」の内容を変更する

元データの「NotebookLM原稿用のテスト」Googleドキュメントを開いてその内容を変更してみます。

次のとおりです。

東京では東京ばな奈がが有名
東京ではスカイツリーが有名
ディズニーランドは千葉なのに東京の文字がその名前にある

と変更します。

保存されるのを待って

NotebookLMに戻りジェミーさんに質問します。

「仙台の特徴を教えて」

仙台では、牛タンずんだが有名です。また、学力向上にも力を入れているようです。

弟子

あれ?  同じです!!

チャットの更新をしても、クロームで更新をしても

仙台では、牛タンずんだが有名です。また、学力向上にも力を入れているようです。

全く同じです。

ChromeのNotebookLMのタブを閉じてもう一度NotebookLMにアクセスしました。

同じです

クロームを再起動

同じです。

いち関係者の私

どうやら元データのGoogleドキュメントの内容が変更されてもNotebookLMには反映しないようです。

NotebookLMはインプットされた時のデータを、もとのデータから切り離して独立して保持?

NotebookLMはインプットされた時のデータを、もとのデータから切り離して独立して保持しているようです。

これについてはメリット・デメリット両方が考えられます。

メリット
デメリット
  • 自分がインプットさせたデータをそのまま保持できる。
  • 「あのときこの内容があった(上で言えば仙台のデータ)」というものをそのまま保持できる。
  • 履歴ということです。
  • Googleドキュメントを「もとデータ」としては活用できない
  • ドキュメントを変更しても、NotebookLMは同期しないということです。

NotebookLMを「同期」させるには、次の3つのやり方が考えられます。

  1. 「メモを追加」の機能を使う。
    • ドキュメントにはあくまで「追記」として書き足してNotebookLMでも「メモを追加」そしてソースに変換を使う
  2. NotebookLMのソースを削除して新しいドキュメントをソースにする
    • 完全に同期させるにはこの方法がおすすめです。
  3. NotebookLMにソースを追加
    • 変更後のドキュメントをソースに追加できます。
    • 何事もなかったかのように2つのソースとして認識します。

3番目の方法を取ってからChromeを更新し、チャット欄のサマリーを見ると

二つのテキストはどちらも「NotebookLM原稿用のテスト」と題されたノートからの抜粋で、仙台と東京のそれぞれの特徴について記述しています。仙台については、牛タンとずんだ餅が名産品であり、教育にも力を入れていると紹介しています。一方、東京については、東京ばな奈やスカイツリーが有名で、ディズニーランドが千葉にあるにも関わらず東京の名を冠している点を挙げています。これらの記述は、それぞれの都市の観光名所や特産品、地域特性を簡潔にまとめたものと考えられます。

つまりしっかりとデータが2つあることになっています。

「もとのGoogleドキュメントでは消したはずの仙台のデータ」も含まれますので注意が必要です。

いち関係者の私

3番目の方法はたとえば、「そのドキュメント変更の履歴を追う」という使い方ができるかもしれません。

YouTubeやwebサイトはどうなのか

では、YouTubeやwebサイトが変更されたらどうなるのでしょうか?

いち関係者の私

やってませーん 笑

弟子

なんだよ

日付・日時について

Googleドキュメントは更新日時が記されていますので、もしかしたらジェミーさんはそれを読み取ってくれるのかと思いました。

そこで「このソースが作成された日時はいつですか」と質問しました。

このソースには、作成日時に関する情報が含まれていません。したがって、ソースが作成された日時を特定することはできません。

という回答でした。資料の内容に作成日が記載されていないとだめなんですね。

いち関係者の私

ちょっと、がっかり・・

一般の生成AIがリアル情報を扱わないことと関係しているのかもしれません。

弟子

ChatGPTに「今何時」と聞いてもだめですもんね。

まとめ

  • NotebookLMは、Googleドキュメントをソースとして扱うことができる
  • 元データのGoogleドキュメントの内容を変更しても、NotebookLMの内容は同期されない
  • NotebookLMに一度アップロードされたGoogleドキュメントの内容は、元データと切り離され独立して保持されているらしい。
  • したがって、元データのGoogleドキュメントを変更した後、NotebookLMでもう一度そのデータをアップロードすると2つのソースとして認識する。
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