👑 今日の作品
次に示す**評価基準**は特別支援学校の観点別の資質能力評価基準です。最も関連が深いと思われる項目を**1つだけ**ピックアップしてください。**[重要]必ず下記「例示」に示した「書式」で出力**してください。
と
次に示す**評価基準**は特別支援学校の観点別の資質能力評価基準です。最も関連が深いと思われる項目を**それぞれ1つだけ**ピックアップしてください。**[重要]必ず下記「例示」に示した「書式」で出力**してください。
おわかりでしょうか?
上は 「1つだけ」
下は 「それぞれ1つだけ」
のただこれだけの違いです。
AIはとにかく「高IQ正直者」

そうです。時々思いしらされることがあるのですが、とにかく正直。
プロンプトに打ち込んだことを、とにかく「正直」に実行するのです。
突然ですが
生成Aiを使う人間は日本語を正確に使う必要がある!!

今回は、結局このことを言いたいのです。
「それぞれ1つ」バージョン
プロンプトの全文を掲載すると次のようになます。
次に示す**評価基準**は特別支援学校の観点別の資質能力評価基準です。最も関連が深いと思われる項目を**それぞれ1つだけ**ピックアップしてください。**[重要]必ず下記「例示」に示した「書式」で出力**してください。
- 教科
- 作業学習 窯業で土練機を使っている
- 評価基準
- ①進路選択の 中略 を知ることができる。(知・技)
- ②支援者 中略 伝えようとする。(思・判・表)
- ③進路 中略 進めようとする。(主)
例示
音楽 A表現 小学校2段階 エ身体表現の活動 (ア)
なお、下記の点に注意してください。
・下記評価基準に書かれてある(知・技)は知識及び技能、(思・判・表)は思考力・判断力・表現力等、(主)は学びに向かう力・人間性等、にそれぞれ当てはまります。ピックアップする際はそこの項目を参考にしてください。
・教科が示されてあるものはその教科を優先して項目を探してください
「評価基準」のところに3つあることにお気づきでしょうか。
このプロンプトはNotebookLMに入力したものです。
これをNotebookLMで実行すると次のようになります。



ご提示いただいた評価基準に基づき、最も関連が深いと思われる項目を、ご指定の書式で出力します。
評価基準1: 進路選択の 中略 を知ることができる。(知・技)(知・技)
職業 C産業現場等における実習 高等部1段階 (ア)
評価基準2: 支援者 中略 伝えようとする。(思・判・表)
職業 C産業現場等における実習 中学部1段階 (イ)
評価基準3: 進路 中略 進めようとする。(主)
職業 ア勤労の意義 高等部1段階 (ウ)



これが私の求めていたものです。
つまり、評価基準3つに対して「関連の深い項目」を1つずつ、合計3つ出してほしかったわけです。
「1つ」バージョン
「1つ」バージョンつまり下記ですが
次に示す**評価基準**は特別支援学校の観点別の資質能力評価基準です。最も関連が深いと思われる項目を**1つだけ**ピックアップしてください。**[重要]必ず下記「例示」に示した「書式」で出力**してください。
と入力すると



ご提示いただいた「作業学習 窯業で土練機を使っている」という状況と、それに付随する評価基準を鑑み、最も関連が深いと思われる項目は以下の通りです。
職業 イ職業 高等部1段階 (イ)思考力,判断力,表現力等 ㋐
この項目が最も適切であると判断した理由は以下の通りです。
- 教科の優先順位: ご指定の通り、「作業学習」は「職業」の教科に該当するため、まずとの「職業・家庭/職業」のソースを優先して確認しました[注1]。
- 状況との直接的な関連性: 「窯業で土練機を使っている」という具体的な作業学習の状況において、生徒が「支援者や教師との会話の中で、自分の希望や疑問を言葉で伝えようとする」ことは、その実践的な活動の中で生じる思考や課題解決、コミュニケーションに直結します。
- 観点との一致: 提示された評価基準②は「思考力・判断力・表現力等」の観点に属しており、選定した「高等部1段階 イ職業 (イ)思考力,判断力,表現力等 ㋐」は、まさにこの観点における学習内容を具体的に示しています。
- 内容の合致: 選定した項目は「作業や実習における役割を踏まえて,自分の成長や課題について考え,表現すること。」と記述されています。
- 「作業や実習」という文脈は、「窯業で土練機を使っている」という具体的な活動に合致します。
- 「課題について考え,表現すること」は、生徒が「希望や疑問を言葉で伝えようとする」行動と非常に高い関連性があります。「疑問」は「課題」の一部として捉えられ、それについて考え、表現することは、希望を伝えることにも通じます。
- 段階の適切性: 「土練機」のような専門的な機械を使用する作業学習は、小学部よりも中学部や高等部の内容が適切と考えられます。高等部の目標は、中学部からさらに発展して、課題の発見、合理的・計画的な解決に向けた主体的・協働的な学習過程を重視しており、示された評価基準のレベル感と合致します。特に高等部1段階の内容は、具体的な作業の経験を通じて、自身の成長や課題を認識し、それを表現する能力の育成を目指しており、評価基準②が示す行動と密接に結びついています。
他の基準と比較すると、評価基準①「進路選択のために必要な情報…を知ることができる。(知・技)」は、職業学習の入口や計画段階の知識・技能に焦点を当てており、土練機を「使っている」という現在の実践的な活動に直接関連するわけではありません[36, C ア]。また、評価基準③「進路を自分で選ぶという意識を持ち、決定に向けて必要な準備を進めようとする。(主)」は、学びに向かう態度や人間性に関するもので、より広範なキャリア形成への意欲を示すものですが、具体的な作業中のコミュニケーションや思考には直接言及していません[35, ⑶]。
以上の理由から、作業実践の過程で生じる生徒の思考やコミュニケーションの側面を捉える評価基準②が、提示された状況において最も関連が深いと判断しました。
注1: 中学部には「職業・家庭(職業分野)」、高等部には「職業」という教科名が使われていますが、関連する内容として参照しています。



本当に「1つ」だけ、になりました!
たった4文字「それぞれ」があるとないとで大違い


最初は「1つ」バージョンで指示したのですが、1つしか出力ができませんでした。
理由を考えて思い当たったのが、「それぞれ」です。



前にも似たような経験があったのです。
特に今回は「** **」と重点的に書いてしまいました。



「1つ」バージョンでは評価基準が3つでもたとえ10個でも「1つ」とNotebookLMは思ったわけですね。



はい
似たようなことはChatGPTでも経験しました。
生成Aiでは日本語を正確に扱う必要がある
様々な発信者のYouTubeなどを見ると音声入力などを使っており
漢字変換が間違っているけど、ChatGPTは賢いから大丈夫。
と言っています。



確かにその通りなのですが、今回のような「落とし穴」が稀に起きるので「開発者」の側は注意しなければ、と思うのです。
生成Aiを使う人(開発者といっていいかも)に求められること


生成Aiを使うことに「向いている人」と「向いていない人」がいると思います。
向いている人
理系の理論力と文系の文章力がある程度ある人
と思います。



「いけとも」さんもそうおっしゃっていました。
向いていない人
ズバリ パソコンが苦手な人です!! (*^^*)
まとめ
- プロンプトに「デリケートさ」が求められるときがある。
- 生成Aiに頼らず、正確な日本語でプロンプトを書こう。
コメント